2026年2月12日

「ウォシュレットでお願いします」←これ、現場が一番ざわつく一言です。

家づくりって、図面だの断熱だの耐震だの、真面目な話が多いじゃないですか。
でもね、現場でいちばん揉めるの、意外とこれ。

「ウォシュレット」って言葉。

まだ、住宅業界駆け出しのころ、そういえば
こんなことがありました。

ある日の朝、現場から電話が来ました。


現場「トイレ、ウォシュレット付けときますね!」

私「お、了解。……で、TOTO?」

現場「……え?」

私「いや、“ウォシュレット”って言ったからTOTOかなって」

現場「いや、ウォシュレットって…あの…おしり洗うやつですよね?」

私「そう。でもそれ、メーカーどこでも“おしり洗う”から!」

現場「え?え?ウォシュレットって全部じゃないんすか?」

ここで、私の頭の中に“住宅業界あるある警報”が鳴り響く。

🚨 『ウォシュレット=温水洗浄便座全般』だと思われがち問題、発生! 🚨


その5分後、別現場から追い打ち

別現場「こっちはシャワートイレでいきます!」

私「お、LIXIL(INAX)ね」

別現場「……え?」

私「“シャワートイレ”って言ったからLIXILだと思って」

別現場「いやシャワートイレって…あの…おしり洗うやつですよね?」

私「また“おしり洗うやつ”で統一するな!!!」


ここで整理:違いは性能じゃない、名前(商標)です

  • ウォシュレット=TOTOの商品名

  • シャワートイレ=LIXIL(INAX)の商品名

  • 一般名はどっちも 温水洗浄便座

つまりこれ、例えるなら…

私「絆創膏買ってきて」
社員「バンドエイド買いました!」
私「いや、まあ合ってるけど、メーカー指定じゃないからね?」

みたいなやつ。

トイレ界ではそれが毎日起きてます。


ここがポイント:お客様の「ウォシュレット」は2種類いる

①【ガチTOTO派】本当にTOTOが欲しい人

お客様「前の家がTOTOで慣れてて」
お客様「ノズルの感じが違うと落ち着かなくて」
お客様「掃除しやすさがね…(強者)」

このタイプは、メーカー指定

②【呼び名がウォシュレット派】温水で洗えればOKな人

お客様「え?全部ウォシュレットじゃないの?」
お客様「シャワー出ればなんでもいいよ〜」

このタイプは、性能・価格・デザインの優先順位が大事。


現場が平和になる“魔法の確認ワード”

私が最近、現場と営業に徹底してるのがこれ。

私「“ウォシュレット”って、TOTO指定ですか?それとも温水洗浄便座ならOKですか?

これ言うだけで、トイレの平和が保たれます。
世界平和は無理でも、トイレ平和は守れる。


食べ物で例えると、こういう話

私「昼メシ、カップヌードル買ってきて」

社員「はい!カップ麺買ってきました!」

(出てくる)
・どん兵衛
・赤いきつね
・焼きそば
・謎の激辛
・春雨

私「いや全部うまいけど!カップヌードルは日清のアレを想像してたのよ!」

トイレも同じ。
「ウォシュレット」って言われたら、TOTOのアレを想像する人がいる。


まとめ:覚えるのはこれだけ

  • ウォシュレット=TOTOの商品名

  • シャワートイレ=LIXILの商品名

  • 一般名=温水洗浄便座

  • でも“ウォシュレット”発言の裏にはメーカー指定の可能性がある

  • だから確認する(これがプロ)


結論:家づくりは「聞いたつもり」を潰す仕事

トイレって、毎日使う。
毎日使うものって、ちょっとした違いが意外とストレスになる。

だから私は今日も言う。

私「で、それ“ウォシュレット”って…TOTO?」

現場「社長、またそれっすか(笑)」

私「またそれだよ!(笑)それが事故防止だよ!」

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